特徴 feature
トンネル工事をはじめ、橋台工事や建築耐震工事など社会に欠かせない工事を手掛けています。
宮下建設ではトンネル工事や橋台工事、建築の耐震工事など、様々な技術を用いる大規模な工事を行っています。
日常生活では見ることのない景色を見ながら、
数多くの土木・建築技術を結集させ作り上げる大規模な工事は建設業の醍醐味です。
トンネル工事
工程紹介(NATM工法)
01
様々な技術が使われるトンネル作りの主な工程をご紹介します。
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掘削工掘削工は、トンネル工事で最初に行う工程で、レーザー照射に合わせて正確に穴を掘り、鋼製の支保工を建て込みながら掘り進めていきます。
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コンクリート工(吹付コンクリート)コンクリート工は掘削の後に行う工程で、吹付ロボットにより掘削面にコンクリートを吹き付けます。地山のゆるみを抑え、作業の安全性を高めます。
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ロックボルト工ロックボルト工は、吹付コンクリートの後に行う工程で、地山に長さ3、4m程のボルトを挿入し、モルタルで定着します。掘削後の地山とコンクリートとの一体化を図り、トンネルを強くします。
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補助工法(AGF工法)トンネルを掘削することで周辺環境に影響がある場合や地山の状況により安全に掘り進めることが難しい場合、補助工法を施工します。AGF工法は先受け工法として、掘削前の工程で地山に薬液を注入することで山を安定させ、掘り進める工法です。
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インバート工インバート工は、掘削後に行う工程で、トンネル底部分を掘削してコンクリートを打設します。施工中の変位を抑制・抑止するとともに、施工性の向上を図ります。
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覆工覆工はトンネル掘削の最後に行う工程で、スライド式セントルを使用してアーチ部分にコンクリートを打設します。
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坑門工坑門工は覆工と同時期に行う工程で、両坑口部分に土留め斜面防護などを目的とした擁壁を設置します。
橋台工事
工程紹介
02
橋台とは、橋梁の両端にあって取り付け道路と橋梁を接続し、上部構造からの荷重および背面盛土からの土圧荷重を支持する下部構造です。
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場所打杭掘削
ケーシングチューブ取付
ハンマーグラブによる掘削
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鉄筋組立・建込
かご鉄筋組立
かご鉄筋設置
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コンクリート打設
トレミー管設置
コンクリート打設
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床掘
バックホウ床掘
床掘完了
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頭部処理
頭部コンクリート撤去
コンクリート打設
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杭基礎工完了
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均しコンクリート
均しコンクリート打設
均しコンクリート完了
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鉄筋型枠組立
鉄筋組立
鉄筋型枠完了
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コンクリート打設
コンクリートポンプ車による打設
橋台躯体完了
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埋戻し
振動ローラーによる締固め
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橋台工完了
左岸
右岸
耐震工事
事例紹介
03
既存建物の外側にプレキャスト・プレストレストコンクリート(PCa・PC)構造による新設フレームを設置し、新設フレーム分の耐力を増加させることにより既存建物の補強を行う工法です。既設フレームと新設フレームは、スラブやPC鋼棒などを用いて接合することにより水平力の伝達を行います。
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穴水町役場庁舎 改修工事
改修前
改修後
建設ディレクター制度支援
04
建設ディレクターとは、ITとコミュニケーションスキルで現場を支援する新しい職域です。現場技術者の負担を軽減し、作業の効率化と就労時間の短縮を図る効果的な取組として「働き方改革への取組」にも繋がります。工事施工に係るデータの整理及び処理、提出する書類の作成やICT業務等を行い、専門スキルを身に着け、現場とオフィスをつなぎ・支援することで、技術者が品質管理や技術の継承などに集中する環境をつくります。
※「建設ディレクター」は、一般社団法人建設ディレクター協会の登録商標です。
技術者とワークシェアし、効率化に取り組み、残業しないで業務ができる仕組みづくりや女性のキャリアパス形成、若手の育成を進めています。また、現場とオフィスの信頼関係を築き、個人に偏った業務のない組織づくりを行います。